Team Nap
仮眠から始める、チームの生産性向上アプリ
短い仮眠は集中力やパフォーマンスを高めます。それでも「仕事中に寝るなよ」という周囲の目が休憩を妨げています。Team Nap は、AI が今の休息状況をチェックし、仲間を仮眠に誘い、タイマーで短いパワーナップを取り、休息をチームの習慣に変えるアプリです。Tornado 2026(テーマ「AI 時代をつなぐ、新しい価値を創れ」)にチーム B「ヤミ・ソテー」のデザイナーとして参加しました。
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01 Background 休息の必要性と、休みにくさのギャップ
休んだほうがいいのは分かっている。でも、休みにくい。
午後の眠気は誰にでも訪れます。短い仮眠が集中力やパフォーマンスを高めることは研究でも示されているのに、オフィスでは「仕事中に寝るなよ」という空気があり、自分だけ休むことにためらいを感じてしまいます。私たちはこの「休息の必要性」と「休みにくさ」のギャップに着目しました。
34%
改善
改善した割合 / グレー:それ以外
出典:Rosekind, M.R. et al., NASA Ames Research Center (1995), "Crew Factors in Flight Operations IX"
54%
減少
減少した割合 / グレー:それ以外
出典:Rosekind, M.R. et al., NASA Ames Research Center (1995), "Crew Factors in Flight Operations IX"
62.9%
経験がある
ある / グレー:ない
出典:日本たばこ産業株式会社「オフィスワーカーの休憩に関する実態調査」(2022 年、n = 600)
81.4%
休憩を取ってほしい
そう思う / グレー:そう思わない
出典:日本たばこ産業株式会社「オフィスワーカーの休憩に関する実態調査」(2022 年、n = 600)
02 Concept 個人の判断から、チームの文化へ
短い仮眠は、集中力やパフォーマンスを高める。それでも多くの人が、自分だけ休むことにためらいを感じている。
ビジョン 休むきっかけを仲間同士でつくり、休むことを「個人の判断」から「チームの文化」へ変えていく。
03 Product AI がチェックし、仲間を誘い、みんなで休む
睡眠時間や今日の予定、眠気などから、今のあなたの休息状況を AI がアドバイスします。

「ちょっと休まない?」とチームメンバーを仮眠に誘えます。一人では休みにくい空気を、みんなで変えます。

タイマーをセットして短いパワーナップへ。誰かと一緒なら、仕事中でも気兼ねなく休めます。

仮眠の記録やチームの休息状況を共有。誘い合う体験を重ねて、休むことを認め合える職場をつくります。

04 Design デザイナーとして担当したこと
6 人チームで唯一のデザイナーとして、コンセプトの可視化から UI / UX、ビジュアル全般を担当しました。「休むこと」を前向きに感じてもらえるよう、やわらかい色とマスコット「ニャップ係長」で、仕事の合間に開きたくなる世界観をつくっています。
画面設計・フロー設計
「AI チェック → 誘う → 仮眠 → 記録」の 4 ステップが迷わず進むよう、情報設計と各画面の UI を Figma で設計。エンジニアが実装しやすいコンポーネント単位で整理しました。
ビジュアル・マスコット
ロゴ、配色、イラスト、マスコット「ニャップ係長」(チームメンバーが描いてくれました)など、アプリの世界観を統一。発表スライドのビジュアルも担当しました。
エンジニアとの連携
React Native の実装と並走しながら、デザインの意図を共有し、動くものを見て調整するサイクルを短く回しました。
チームメンバーを仮眠に誘う
適切な時間、仮眠をとる
チームで仮眠状況を共有
05 Tech Stack ネイティブアプリ+ローカル AI
モバイルは React Native (Expo)、バックエンドは Node.js + Express + TypeScript、データベースは PostgreSQL + Prisma。AI によるアドバイスは Ollama + Gemma をローカルで動かし、個人の睡眠や予定のデータを外部に出さずに扱える構成にしています。
06 Value & Outcome 提供価値と、結果
休みやすいきっかけをつくる
仲間同士で仮眠に誘い合うことで、仕事中でも休みやすいきっかけをつくる。
集中力とパフォーマンスを支える
短時間の仮眠を習慣化し、午後の集中力やパフォーマンス向上を支える。
チームで認め合える文化へ
休むことを個人の判断ではなく、チームで認め合える文化に変える。

Tornado 2026 優秀賞
テーマ「AI 時代をつなぐ、新しい価値を創れ」のハッカソン Tornado 2026 に、チーム B「ヤミ・ソテー」(6 人)で参加し、優秀賞を受賞しました。
チーム唯一のデザイナー
PM 1・エンジニア 4 と並走し、コンセプトの可視化、UI / UX、ビジュアル、発表資料までデザイン領域を一貫して担当しました。
「動くもの」を前提に、デザインを渡す
短期間の開発では、完璧な画面より「実装しやすく、意図が伝わる」設計のほうがチームの速度を上げると実感しました。コンポーネント単位で渡し、実装を見て素早く直す進め方を身につけました。